2021-06-01 第204回国会 参議院 外交防衛委員会 第15号
加野 幸司君 防衛装備庁長官 武田 博史君 ───────────── 本日の会議に付した案件 ○政府参考人の出席要求に関する件 ○外交、防衛等に関する調査 (新型コロナウイルスワクチンの接種に関する 件) (防衛関係費に関する件) (集団的自衛権と憲法との関係に関する件) (JICA海外協力隊に関する件) (ロシアによる日本漁船だ捕に関する件) (サイバー防衛能力
加野 幸司君 防衛装備庁長官 武田 博史君 ───────────── 本日の会議に付した案件 ○政府参考人の出席要求に関する件 ○外交、防衛等に関する調査 (新型コロナウイルスワクチンの接種に関する 件) (防衛関係費に関する件) (集団的自衛権と憲法との関係に関する件) (JICA海外協力隊に関する件) (ロシアによる日本漁船だ捕に関する件) (サイバー防衛能力
○国務大臣(岸信夫君) 防衛省としては、防衛大綱、中期防に基づいて、相手方のサイバー空間の利用を妨げる能力を含めて、サイバー防衛能力の抜本的強化を図っているところでございます。
○国務大臣(岸信夫君) まさに、そのサイバー、新しい、新たな領域ではありますけれども、このサイバーというものの特殊性ということを考えますと、大綱において、有事において、我が国への攻撃に際して当該攻撃に用いられる相手方によるサイバー空間の利用を妨げる能力、サイバー防衛能力の抜本的強化を図ることとしておるところです。
○国務大臣(岸信夫君) 大綱におきまして、有事において、我が国への攻撃に際して当該攻撃に用いられる相手方によるサイバー空間の利用を妨げる能力、またサイバー防衛能力の抜本的強化を図ることとしております。この能力を用いることによって、相手方の攻撃、武力攻撃に用いられるシステムが物理的に破壊されたり、破壊と同視し得る程度に機能を喪失したりする場合もあり得ると考えています。
でございますが、まず、採用目的と採用人数について御説明させていただきますと、防衛省・自衛隊内での教育や部外での研修等では非常に育成の難しい、サイバー領域における最新技術やサイバー攻撃の最新動向等に関する高度な知識、スキル、いわゆるレベル6、レベル7レベルでございますが、これらのスキルや豊富な経験、実績を持つ人材をサイバーセキュリティ統括アドバイザーとして一名程度採用いたしまして、防衛省・自衛隊全体のサイバー防衛能力強化
防衛省として、引き続き、サイバー防衛能力の抜本的な強化のために必要な予算を確保してまいります。 〔理事三宅伸吾君退席、委員長着席〕
そういうことから、部外人材の能力を活用するということでこの予算に計上しているわけですけれども、サイバー領域における最新技術やサイバー攻撃の最新動向等に関する高度な知識、スキル、豊富な経験、実績を持つ人材を、このサイバーセキュリティ統括アドバイザー、まだ仮称でありますが、こういうこととして採用し、防衛省・自衛隊の全体のサイバー防衛能力の強化のための研究、助言といったものを行うということにしております。
また、サイバー防衛隊の新編は、兵器のネットワーク化が進む下で、指揮通信システムの統合、作戦情報の共有により、米軍との一体化を進める自衛隊のサイバー防衛能力の強化を図るものです。 これらの新たな体制強化は、中国、ロシアに対する軍事的な優位性の維持強化を追求する米国の戦略に日本を一層組み込むものであり、地域の環境を高め、際限のない軍拡競争にもつながりかねないものであります。
自衛隊におきましては、サイバー空間を通じて陸海空の装備品等を連接して統合的に運用するということを考えておりますけれども、一方で、他国のサイバー攻撃能力を踏まえますと、現在のサイバー防衛能力を更に抜本的に強化をしていくことが必要であるというふうに考えているところでございます。
情報システム、通信ネットワークを防護するため、二十四時間体制で自衛隊はネットワークを監視をしておりますが、こうした攻撃は更に巧妙化することが想定をされますので、サイバー防衛能力の向上に努めてまいりたいと思います。 緊急事態宣言について、特に自衛隊として、この宣言が出されたといって何か変わることはございません。
○鈴木政府参考人 防衛省・自衛隊といたしましては、防衛計画の大綱及び中期防衛力整備計画のもとで、サイバー防衛能力を抜本的に強化することとしております。
防衛省・自衛隊といたしましては、サイバー防衛隊や各自衛隊のサイバー関連部隊等の拡充等によりまして、サイバー防衛能力の抜本的強化を図ってまいりたいというふうに考えている所存でございます。
防衛省・自衛隊として、新たな防衛大綱の下、サイバー防衛能力の抜本的強化を達成するためには、優秀なサイバー人材の確保が不可欠だと考えております。平素から、部内における教育や部外の高度人材の活用を行うことなどによって、サイバー人材の育成、確保に努めているところであります。
自衛隊のサイバー防衛能力の抜本的強化についてお尋ねがありました。 自衛隊のサイバー関連部隊等については、五年後を目途に、全体として千数百名の規模まで拡充するよう努めてまいります。また、組織の拡充に加え、有事において相手方によるサイバー空間の利用を妨げる能力の保有など、様々な取組を通じて自衛隊のサイバー防衛能力の抜本的強化を図ってまいります。
そのような認識の下、サイバー攻撃に対して常時十分な安全を確保し得るよう、防衛省・自衛隊として、サイバー防衛能力を抜本的に強化することとしております。
防衛省・自衛隊としては、新たな大綱、中期防のもとで、このような取組を通じてサイバー防衛能力を抜本的に強化していく考えであります。 次に、「いずも」型護衛艦の改修の必要性についてお尋ねがありました。 近年、諸外国の航空戦力の近代化が著しい状況にございます。また、我が国の南西諸島の列島線を越えて、太平洋側に進出する戦闘機、爆撃機の飛行が増加をしております。
このため、政府としては、専守防衛を堅持しつつ、サイバー空間の特性も踏まえ、有事において相手方によるサイバー空間の利用を妨げる能力を整備することなどにより、サイバー防衛能力を抜本的に強化し、国民の命と平和な暮らしを守り抜くため、万全を期していく考えです。 敵基地攻撃能力を有する精密誘導兵器の導入の検討についてお尋ねがありました。
次に、サイバー領域においては、サイバー防衛能力の抜本的強化を図ることとしており、有事において相手方によるサイバー空間の利用を妨げる能力を含めたサイバー防衛能力を整備することとしております。
○国務大臣(岩屋毅君) 防衛省・自衛隊としては、先ほどもお答えをさせていただいたように、サイバー防衛能力の抜本的な強化を達成するには、まず人材の確保が不可欠であるというように考えております。 しかしながら、社会全体におきましてもITやサイバーセキュリティー分野の人材は不足していると認識をしております。
サイバー防衛隊を百五十人から今回法案では二百二十人に増やすとしているわけですけれども、片や大綱を見ますと、サイバー防衛能力の抜本的な強化と書かれているわけなんですね。この程度で、七十人増やしたら抜本的な強化になるのかなというふうに思っておるんですけれども、この辺り、防衛大臣、どうお考えでしょうか。
今回、防衛省・自衛隊の情報通信システム・ネットワークを二十四時間態勢で監視、防護するサイバー防衛隊を中心に約七十名を増員するとしていますが、これは、兵器のネットワーク化が進行するもとで米軍との一体化を深める自衛隊のサイバー防衛能力を抜本的に強化しようとするものです。 また、統合幕僚監部に電磁波領域企画班を新設し、電磁波領域の統合運用について検討するとしています。
こういう取組に加えまして、自衛隊のシステム、ネットワークの抗たん性の向上、情報収集機能や調査分析機能の強化、実戦的なサイバー訓練環境の整備など、さまざまな取組を通じてサイバー防衛能力を強化していきたいと考えております。
次に、サイバー領域におきましては、サイバー防衛能力の抜本的強化を図ることとしておりまして、具体的には、サイバー攻撃を未然に防ぐために、防衛省・自衛隊のシステムネットワークを監視する能力、サイバー攻撃を受けた際に被害の局限、復旧を行う能力、有事において相手方によるサイバー空間の利用を妨げる能力などを整備することとしております。
サイバー領域におきましては、サイバー防衛能力の抜本的強化を図ることとしておりまして、具体的には、サイバー攻撃を未然に防ぐための防衛省・自衛隊のシステムネットワークをしっかり監視する能力、それから、仮にサイバー攻撃を受けた際に被害を局限し復旧を行うための能力、そして、有事におきましては相手方によるサイバー空間の利用を妨げる能力などを整備していきたいと考えております。
私どもとしては、我が国のサイバー防衛能力を高めるために、今後、NATOのサイバー防衛協力センターへ職員を派遣する、あるいは、このサイバー分野の協力についてこのセンターとタイアップする、さまざまなことを踏まえて、我が国の能力を向上する、その一助にしていきたいと思っております。
我が国としては、こうした協力を通じまして、我が国のサイバー防衛能力の向上をさせつつ、国際社会の安定にも貢献をしていく考えでございます。